ワンコとクルマでお出かけ

愛車として選んだCX-5/AURAと愛犬との日々を綴っていきます

当て逃げ事件顛末まとめ

センターラインを大きくはみ出してきた対向車にミラーをぶつけられ、相手はそのまま逃走っていう事故ならぬ事件にあい、ようやく解決しましたので簡単にまとめておきます。

この事件で学んだ教訓は

  • ドラレコは絶対必要。できれば後ろも
  • ドラレコの画質は大事
  • 探す努力も大事

ってことですかね。

事故発生

ある休日。自宅へ帰る途中でもうすぐ自宅っていう片道1車線の30キロなローカル道路にて、対向車線から大きくはみ出してくる車を発見。

左の歩道の縁石ギリギリまでよけて止まるも相手は減速もせずギリギリをすれ違い。その際ミラーがぶつかる! そしてあろうことか止まらずにその場を逃走

こちらのミラーはバコッ!って大きな音がなり畳まれた状態に!破損はしないものの傷はつきました。

事故後110番

まずはその場で110番するべきだったそうです。

私は、逃げられた!って思いからまずはドラレコをその場で確認しました。
ただ、ドラレコからダウンロードしてスマホで見る画像ではナンバーが小さすぎて読み取れません。なので、すぐの自宅に帰ってパソコンの大画面で見てみるとナンバーは数字部分がわかったので、それで110番しました。

110番したら、現場から110番し直せ!ってことだったので、また現場に戻ってから110番。

しばらくしたらパトカーが来て現場検証になりました。

現場検証

その時の現場検証は大したことはしてません。状況説明だけ。

自宅からノートPCも持ってきたので、それでドラレコ映像を見せながら説明しました。

で、その場で交通課の人と電話で話して、警察署にドラレコ映像を持ってきて!って言われました。しかもすぐ!じゃなくて数時間後(交通課の人が他に予定があったらしい)。

で、どこかにオンラインストレージのようなものはないのか?って聞いたらセキュリティ云々で出来ない等々言われました。遅れてるなぁ。。。。

警察署にて

警察署にドラレコ映像の入ったSDカードだけじゃなくてその場で見れるようにパソコンまで持っていったのですが、結局はSDカード渡してコピーしてから返却されただけです。

自分が現場検証時に伝えた車種と実際に警察官が確認した車種が違ってたようで、それは指摘されました。
映像からナンバープレートで確実にわかったのは数字のみ。地名や分類番号、ひらがなってのはわかりませんでした。

で、この時には1ヶ月位経っても見つからなかったら諦めてねってなことを言われたかと記憶しています。

保険屋に連絡

一応自分の保険屋さんに連絡しておきました。
相手が見つかるかどうかで大きく変わるので、まずはその結果次第で考えましょうとのこと。
ちなみに相手が見つからなかったら、自腹で治すことになります。相手がみつからないと車対車0特約も対象外となり、修理費もかかるし、保険料も3等級さがるので上がるのでミラー程度だったら保険を使わないほうが良いかと思いますと。。。

自分で解析

なんとかもう少し解析してやろうと、動画ファイルをじっくりと見てみます。

映画とかだと粗い画像から高精細な画像にしてくれたりするんですけどね。そういうの欲しいなぁ。。。

で、動画プレーヤーを変えてみるとキレイにコマ送りができるものもありますし、そのままキャプチャして画像にできるものもあります。
画像にして画像処理を色々と施してみたり、動画編集ソフト(Davinci)を使ってナンバーあたりだけ拡大した動画にしてみたり等々色々と駆使して、ようやく地名がなんとかわかる奇跡の1枚を作ることが出来ました。

また、映像に写っていたホイールが純正ホイールらしく、その純正を使っている年式がある程度絞れるってこともわかりました。

解析結果を提出

翌日の会社帰りにわかった情報を印刷して直接警察署に届けに行きました。夜でしたが担当の警察官がいて直接渡すことができました。

郵送でも良かったかと思いますが、直接持っていくという気合を見せることが大事かなって。

わかった情報は、
色、車種名(何代目●●)、ホイールから推測される年式(●年~●年)、ナンバープレート(●● xxx x ●●-●●)
です。

犯人発見

で、その1週間後、警察から電話があり、相手が見つかったとのこと。

本人曰く「気づかなかった」と供述しているとのことらしい。

保険とかのやり取りに必要なのでお互いの名前と電話番号を教え合う。嫌だけど仕方ないかな。

で、相手が見つかったので、ディーラーに行き見積もりをもらいましたが、ミラーユニット交換で約10万円。たかいわーーー

相手が見つからなかったら自分で磨いて修理ですね。10万も出せんわ。

で、相手が見つかったので再度の実況見分と供述調書取りを行うので後日警察署に行く必要があるとのことで日程調整。土日も可能なんだけど、なかなかスケジュールがあわず1ヶ月以上先となりました。長い。。。

保険処理

警察から連絡があったその日の夜にさっそく相手の保険会社から連絡がありました。

保険に入ってくれてて良かったーと思うと同時に、保険会社がワタシ的には印象が悪い某社だったのちょっと心配になりましたが、まぁ対応は良かったです。

ドラレコ映像と見積書をおくれってことなので送りましたが、さすが保険会社。ちゃんとオンラインストレージサービスを使ってドラレコ映像を送れました。これが普通ですよね。

それから2週間位まって、相手の保険会社から100%こちらで持つと連絡がありました。
1:9とか2:8とか言い出すんじゃないかと思ったので一安心。

で、100%となったので、ディーラーに持っていきミラーの修理を行いました。

再度警察署へ行き実況見分と調書取り

事件が起きてから1月半位後、ようやく警察に行き再度の実況見分と供述調書取りを行いました。

実況見分は実際の現場に行って、メジャー持ってここらへんで相手を確認して、ここらへんではみ出てるのを確認して、っていう確認をしていく。ここが頭の位置ね!っていいながらチョークで道路に印をしていく。

知らない人から見たら私が事故起こした悪い人みたいに見えるだろうなぁ。

で、現場で確認が終わったら警察署に戻って、現場で確認した位置とかの清書。

それが終わったら供述調書を書いていく。警察官が文書を作っていくのだが、あまり良い文書とは言えないって心のなかで思いつつもこういうものなのかな?って黙って従いました。

で、一通り終わったらサイン。ここで印鑑を忘れる痛恨のミス!
指紋を取られてしまった。悪い事してないのに。。。。

で、トータル5時間くらいかかりました。

相手の処遇は検察次第とのことらしい。

私は、気付かなかったなんてありえない。それで逃げるなんて許しがたい!ってな供述調書に書いてもらったので、そこらへんも加味されるのかな?

感想

ということで、貴重な体験をしました。

現場検証に行く際に警察官に確認しましたが、数字だけしかわからない場合はなかなか見つからないようで、今回地名までわかったのが大きかったようです。

田舎の方とちがって関東は車が多いので、数字と車種だけだとかなりマッチすることが多いとのこと。

ここからは想像ですが、重大な人身事故なら調べてくれるでしょうが、軽微な物損だと台数が多いとそこまで本気で調べないんだろうなぁって思います。まぁ人手を考えたらそれもそうですけどね。だったらこっちで調べるから情報くれよって思いますが。

とにかく、今まではドラレコは相手がいるってことが前提で信号とか状況がわかればいいくらいにしか思ってなかったんですが、相手が逃げるとなるとナンバーまできっちりと録画できることが大事で、それには解像度やらHDRやらが大事になってくるなって感じました。
特に夜だったらライトが当たってもナンバーがきれいに映るドラレコってそんなに多くないと思うので、逃げ得になりがちですよね。こわいわー

また、今回事故後に呆然としてた時間が少しあったため、犯人がどっちに逃げたか定かではなかったんです。ちょっとして振り向いたらそれらしき色の車が見えたんですが、本当にそれか?っていうのは100%自信がありません。
だからこそリアもとれるドラレコが必要かなって思いました。
リアドラレコが写っていれば、ナンバーも近くで映るだろうし、犯人の車のミラーも倒れていたのかとかわかりますよね。それでミラーが倒れていたなら気付かなかったなんてありえないと強く言えたと思いますしね。

で、実は今回もリアにドラレコつけてたんですが、車の掃除でちょっとコード外して挿し直したときにちゃんと挿さってなかったようなんですよね。これは痛恨のミス。

先日レビューしたF4Nのようにドラレコ画面にフロントとリアが同時に映る機種ならばリアが写ってないってわかるんですけどね。今回のドラレコはA500Sなので、フロントとリアはスイッチ押して切り替えないと確認できないんですよね。ちょっと使いにくい。

なので、ドラレコ買い直そうかなって思ってます。もう少し解像度が高いもので。

というわけで、事件の顛末でした。
相手が見つかり解決しましたので、特定できるような映像や情報は出してないつもりです。

昔に比べて最近は無謀な運転が増えてる気がしますので、みなさんもお気をつけください。