年末年始のお休みで昼、夜でドラレコを使ってみたので、簡単にレビューしてみます。
あ、ずっと晴天だったので、雨天は試せていません。
まず、使い勝手。 っていうほどじゃないですよね。基本的には操作しませんから。
動作中にワンタッチで写真が撮れたりするのは便利です。
また、本体での再生も特にマニュアルを見なくてもできましたので、UIに関しては良い方でじゃないでしょうか?
で、画質レビューに行く前に、録画画像の再生ソフトのレビューを。
専用ソフトとして
が用意されています。
ちなみにWindows10対応とは書いてありませんが、我が家のWin10でも問題なく動いています。
本体からmicroSDカードを抜いてPCに差し込みます。
PCからは
- Emergency
- Normal
- Parking
- Photo
というディレクトリが見え、それぞれ用途ごとにファイルが格納されるディレクトリが違うようです。
パソコンでもそのまま再生できますが、ツールのほうが便利だったりします。
そのツールであるKENWOOD ROUTE WATCHERを立ち上げて、Normalのディレクトリを指定してみます。
すると沢山のファイルが表示されます。 渡しの場合3分の設定ですので3分単位でのファイルになっています。
それのどれかをクリックしてみますと再生が始まります。
こんな画面です。
右にカレンダーがありますが、日付をクリックするとその日のファイルリストが表示されます。
下にはGPSを元にしたマップ情報。映像に合わせて動いてます。
その右には3軸のGセンサーの値が出ているようです。
NormalでなくてEmergencyを指定したら緊急録画が、Parkingを指定したら駐車録画が表示されます。
これで、いざというときのドラレコではありながら、映像ログとして使うことも出来そうです。
画質はどうかというと、例えば先のソフトで再生させつつキャプチャボタンでキャプチャすると、1920x1080のJPGファイルが作られます。
今まで持ってたどこのメーカーかわからない怪しいドラレコよりはかなりはっきりした画像です。そっちも同じFullHDだったんですけどね。
で、元画像からリサイズせずに切り出してみますと
他人様の車のナンバーを吊るすのは失礼ですので、一番小さい文字だけにしてみますが、横浜542と読めますね。
止まってる画像でこの距離であればナンバーは識別できそうです。
右斜め前の車はナンバーはわかりますが、文字は厳しいです。
また、空のかなりの明るさがあるにもかかわらず上の道路の下の凹んだ暗い部分がちゃんと見えるというのはWDRがちゃんと効いているということでしょうか。
次は夜。
※うちに近い場所なので右下の型番とかGPS情報は消してます。
さすがに夜は厳しいですね。
等倍で切り貼りしてみますが、テールランプの明るさに負けてしまってナンバーがほとんど読めません。
車のナンバーはなんとか読めるけど文字は厳しいでしょう。
まぁドラレコとしてはナンバーが読めるかどうかよりは、状況がわかるというのが最重要ですから、画角とか信号がちゃんと見えるとか考えれば十分といえますね。
ちなみに画角は水平約100度ですからまぁ最低限はあります。 これでCX-5のフロントガラスは両サイドまでギリギリ入っている感じです。
で、そのナンバーが読めるかどうかというのは駐車モードで重要になります。
駐車時にも動作しているようで、カメラ画像が動いたら録画するようです。 Gセンサーでの衝撃でも録画するのかと思います(試せないので。。。)。
もちろん本体内蔵の充電池が切れたら終わりますので状況にもよりますが、今のところ30分後でも録画してくれてました。
とは言え前しか映りませんので、気休め程度でしかないのかもしれませんけどね。
というわけで、全体の感想としては意外といいなって感じです。
最高級のドラレコを知らんのでなんともいえませんけど、2万円でこれなら十分かなって思います。