ようやく準備が整いましたので、N-BOX(JF3)のバッテリー交換を行いました。
交換自体は写真を撮りながらでも30分くらいで終わりました。
その交換手順を紹介してみます。
用意するもの
まずはバッテリーです。これは以前買った時に紹介してますね。定番のバッテリーでしょう。ちゃんと42→65とアップしています。
メモリーバックアップ
OBDタイプではなくバッテリーの端子から引っ張ってこようと思い自作するつもりでいました。ホームセンターに行ったら大きめのワニ口クリップが一つ500円だか700円だかくらいしたのでそれならいっそのことってことで接続が楽なこのOBDタイプを買いました。
このタイプはクリップがしっかりとしていそうだったので選びました。
ちゃんとヒューズも入ってます。
電源に接続すると光ります。画像では青になってますが、実際は白に近い色です。
構造は至ってシンプル。電源端子に直結。そこからLED光らしてるだけ。
バックアップ用電源へ逆流を防ぐために念のため整流用ダイオードとかつけようかな?って思いましたが、手持ちのダイオードが小電流用のしか無かったため諦めました。
これに使うバックアップ電源としては、自前のDC電源を用いました。もう古い何十年も前に秋葉原で中古で買ったものです。これならば保護回路とかあるだろうなぁって思っての選択です。まぁ壊れてもいいし。
工具類
工具としてはボルト、ナットが10mmなので10mmの工具があればいいです。
ロングソケット&インパクト と ショートラチェット がとても便利でした。
後は、お掃除用のペーパータオル、パーツクリーナー、226も一応使ってみました。絶縁用のテープ。くらいかな。
画像にはないですが、滑り防止のために作業用手袋があったほうが良いでしょう。
作業
下準備
まずはバッテリーの準備です。しっかりと充電しておきました。電圧は13.32V。問題ありませんね。
イルミOFF
ドアは開けっ放しで作業をしたので、少しでもバッテリーの負担を減らすためにできる限りの負荷をオフにします。
メモリバックアップ接続
OBD端子はパーキングブレーキペダルの上の方にあります。
バックアップ電源を接続せずに接続してみます。
ちゃんと光りましたので常時電源の端子は間違ってなさそうです。
このときの電圧が12.70V
これが今ついているバッテリーの値ってことになります。
一旦抜いて、DC電源に接続します。
電圧設定は先の値より若干高めにセットしました。
これで接続したら電流はDC電源からバッテリー方面へ流れるってことになります。
まぁ9Vの乾電池でもできるらしいのでここまでしなくてもいいのかもしれませんが、少なくとも乾電池の9Vに12Vを直に接続するっていうのは気持ち悪いです。
DC電源も出す方向にしか使ったことがなく吸い込む方向だとどうなるの?壊れる?ってのがわからなかったので少し高めにした次第。
で、この状態で接続したら0.1A弱出力となりました。
バッテリー取り外し
バッテリーを取り外します。
下の赤丸のネジを緩めます。
右の方はタイラップ付きの留具のような感じになってて、上に引っ張ったら取れました。その下に左と同じ10mmのナットがあります。
この棒はひっかかってるだけなのでこのくらい緩めるだけで外れます。
インパクトや電動ドリル系の工具があるととっても楽です。
はい。取れました。
今度は端子の方のボルトを緩めて外していきます。
マイナスから外します。
外れた時点で念のため、ちゃんと電圧きてるよね?って確認してみました。
もちろんちゃんと来てました。
DC電源の方も負荷がちゃんと増えてます。
次にプラスの端子を外します。ショートに気をつけてください。
このようにショートラチェットだとショート(短絡)し難いし楽ですよ。
両方の端子が取れたら、あちこち動かないように固定し、万が一動いても接触しないように端子部分を隠しておきます。
バッテリーを引き抜きます。
液面はまだUPPER LEVELあたりでした。
新バッテリー装着
で、軽く掃除して、新しいバッテリーを入れて固定します。
取手は取るのが普通らしいんですが、ついてても邪魔にはならなかったので、次に交換の時に引き上げやすいようにつけたままにしておきました。
今度は逆にプラスから取り付けます。
この際に、端子と接触する部分は226とヤスリで軽く磨いておきました。
そして同様にマイナスを接続。
確認
エンジンスタート。トリップもそのままだし、ナビのメモリ地点もそのまま。まったく問題なさそうです。
もちろんそのまま走行もできましたし、アイドリングストップもできました。
まぁ普段使いませんけどね。
作業時間約30分。バックアップ電源さえちゃんと供給できていて、作業中にショートとかしなければ作業自体は簡単だと思います。