ワンコとクルマでお出かけ

愛車として選んだCX-5/AURAと愛犬との日々を綴っていきます

コスパはいいけど高画質ではない ドラレコF7Nのレビュー

先日購入してCX-5に取り付けたドラレコ REDTIGER F7N をレビューしてみます。

取り付けについてはこちらの記事を御覧ください。

cx5.hatenablog.com

スペック

まず、このF7Nのスペックですが、
IMX415というソニーの4K対応のCMOSイメージセンサが使われているとのこと。
AURAに取り付けた70maiのA500S(Dash Cam Pro Plus+)の方はIMX335というIMX415より世代が古いセンサとなっています。
なので、普通に考えたらA500Sよりは画質が良いと推定されます。

解像度はフロント単体だけだと4K(3840x2160P)で録画できるようですが、
フロント+リアとなると2160P+1080P若しくは1440P+1080Pのどちらかの選択になります。

 

設定

設定メニューは微妙に取説と違ってました。おそらくファームのバージョンアップで変わったんでしょう。

設定メニューは以下の4画面。
左上に戻るボタン。右に上下、OKと3つのボタン。その4つのボタンで操作します。
結構サクサク動きます。

DSTだけはなんだ?って思いました。
歪補正(ディストーション)か?とか思って設定したら録画映像のタイムスタンプがずれちゃったので、あぁ夏時間の設定なのかって気づいた次第。確かのそういうアイコンですね。
これ取説には載ってないんですよね。最近のファームでついたのかな?しかし日本用ファームで夏時間の設定っているのかなぁ?

ちなみにファームのバージョンはこうでした。意外と最近ですね。

カード速度っていうメニューがありますが、これでマイクロSDカードの速度チェックをしてくれました。これはありがたいですね。

夜の画像で色が変わってますが、実際は青でこんな感じででてくるのがOKとのこと。

 

ちなみにNGの時は赤ででてきます。

これはTranscendの8GBででたエラーです。Class10なんですけど駄目だった。

 

で、設定としては
より解像度の高い2160P+1080Pに。
周波数は50HZ/60HZの設定があり、50Hz(東日本対応)と設定。

これで、実際の動画ファイルはどうだったかというと
  F 2560x1440 28Hz
  R 1920x1080 25Hz
となってました。なんでこんな周波数なんだろう?

ファイル容量は1分でフロント109MByteリア64MByteです。

あと、WDR機能はあるとのことですが、On/Offの設定は無かったです。

F7N レビュー

まずは良い点を書いておきましょう。

REDTIGERというアプリがAndroid、iOSともにあります。
F7NにはWiFi機能がついてますので、F7NのWiFiをOnにしてスマホからそこに接続するとREFTIGERアプリが使えるようになります。
ドラレコの設定や、映像の確認、ダウンロード等できます。これは使いやすいほうかと思います。
ただ、WiFiを使うのに毎回Onにしないといけないってのがちょい面倒です。
常にOnになってくれてもいいのになぁって思ってます。

さて、映像確認です。

映像(動画)は周りの車のナンバーやドライバーの顔が写り込んだりしてそれを消すのが面倒なのでキャプチャした画像を主に説明します。

基本的に全体画像を貼り付けている場合には先に述べた解像度から横幅720ピクセルに縮小しています。切り抜き画像に関しては拡大縮小せずにそのまま使ってます。

快晴/朝

まずは朝の快晴時

まず全体映像。解像度を落として貼り付けてます。

これだけじゃ判断できないでしょうが、まぁ画角は十分かと思います。

信号は消えているように見えますが、このフレームがたまたま消灯に見えているだけで、実際は点滅して写ってますので問題ありません。
左下に日付とかスピード、位置の情報が出てますし、それぞれOn/Offの設定もありました。

次、元画像から信号の標示部分をクリップした画像になります。解像度はそのまま。

英字までは厳しいですが、なんとか読めるレベルです。

次、先の画像の交差点の中に行ったときの奥の方の信号の方を見てみましょう。まずは全体画像(縮小画像)

空がほとんど真っ白ですよね。実は快晴の青です。

じゃぁ信号の標示版をクリップしてみましょう。解像度変更せず。

もうね。信号の横に標示版があるのかないのかすらわからないレベルです。
信号は真後ろからの直射日光が当たってますから結構明るいです。
これだけ明るいとめっちゃ白飛びしてます。

 

では、次にナンバープレートがどの程度読めるのか見てみましょう。

まず全体画像。ナンバーが読めちゃうので縮小した上にモザイクかけてます。

でも距離感はわかるでしょう。信号待ちしている時で若干広めにしている程度の車間距離です。
ナンバー部分をくり抜いてみます(解像度変更せず)

あえて上の漢字+3桁の番号のところは切ってますがちゃんと読めます。
ただ、文字の部分は見えませんし、想像もし辛いですね。

さて、これは日中ですが日陰でした。次は陽があたってる場合です。

まず全体画像(縮小画像)

ごらんのように自真後ろからの直射日光がめっちゃあたってます。
これはもう拡大するまでもなくナンバープレートの文字どころかナンバープレートがあるのかすらわかりません。

 

次にリアカメラの方を見てみます。

まず全体画像(縮小画像)

こちらにもちゃんと日時や速度、位置が刻まれてますが、おそらくフロントのGPSからの情報でしょう。
で、こちらも空が真っ白。実際は青空ですが曇り空のように見えます。

上記画像からナンバーを読み取ってみましょう。
まず右後ろにいたオーラNISMOかな。その切り抜き画像はこちら(解像度変更せず)

こちらが7km/hに対してあちらはブレがあるように追い抜きしかけているのでもう少し速い速度だったのかと思います。
画角ぎりぎりに入る距離でも文字すら判別できません。

次、真後ろにいたノアかな。真後ろといってもちょっと離れてますね。
その切り抜き画像はこちら(解像度変更せず)

小さい文字はまったくわからず。数字がなんとなく4かなぁ。うーん。わからん っていうレベルです。
実際には4じゃなかったです。

もう一つリアのナンバー読み取り画像。日陰です。

ちょっと広めに車間距離を開けている車です。
まずは全体画像(縮小画像で車はモザイク)

このときのナンバープレートはこちら(解像度変更なし。切り抜き)

多摩5、36-ってのは読めますが、前のひらがなは「よ」かなぁ「ま」かなぁって感じです。

先程フロントの説明の方で直射日光が真後ろから来てた時の画を紹介しましたが、その時のリアカメラはこうなってます。(縮小画像)

まぁこれはさすがにどんなカメラでも太陽が入り込んでは厳しいでしょう。
ただ、太陽があまりにも眩しいおかげで露出が下がったのか、ようやく青空が見えましたね。

最後にWDR機能の効きがわかりやすい画像をお見せしましょう。
短いトンネルを出るときの画です。(縮小画像))

トンネルの壁の模様が見えるのでこれでも効いているってことなんでしょうか。
もう少しトンネルの先が見えてもいいのになぁとか思っちゃうんですが。

ちなみにこの時のリアは少しまともです。
最初はこんなに厳しかったですが

すぐに落ち着いてくれました。

まぁまぁってところでしょうか。

 

快晴/夜

次は夜間の画像を見ていきます。快晴の夜です。

まず全体画像(縮小画像)

白飛びが激しいですね。左のGSのブランドわかりません。出光なんですが、その看板が真っ白です。

標示

道路上にあるんで近づくとヘッドライトが当たらなくなって暗くなっていって厳しくなっていくんですが、まずはこのくらいの距離です。(縮小画像)

表示部切り抜き(解像度変更せず)

一部はなんとか読めるけど厳しいですかね。

もうちょっと手前からの映像からクリップしますが、離れてても明るいほうが読みやすいといえば読みやすい。

左の方の画数が多い感じは読めませんね。
あと、ごらんのようにナンバーはすべて白飛びしていて読めません。

標識もみてみましょうか。
まず全体画像(縮小画像)

右レーンにいますし、暗いとシャッター速度が遅くなるのかな。ブレブレで読めません。

次に信号待ちで止まっている時の比較的明るい場所でのナンバー読み取り

まず全体画像(縮小画像)

ナンバープレートはもうダメですね。
左のジムニーはヘッドライトが反射してないので数字ならなんとか。
目の前の86はこっちのヘッドライトが反射してただの真っ白の板。

 

次、リアカメラ

停まってる時。

まず全体画像(縮小画像)


ライトからのフレアは抑えられていてナンバープレートはしっかり見えます。
なので、モザイクかけてます。

ナンバーの一部はこんな感じでよく見えます。

ただ、ちょっと離れてヘッドライトがあたるようになるともうダメですね。

まぁこれは窓の汚れの影響も少なからずはあるとは思いますけどね。

 

総括

というわけで、全体的に4Kセンサ!っていうIMX415の映像ってのはにわかに信じがたいですね。

まぁセンサーはIMX415だけどレンズとか、後段の画像処理がボロいってことかもしれませんが、それでも解像感はもう少しあってもいいとは思うんですけどね。
また、WDR機能もこんな程度なの?って感じもします。

とは言っても、事故があったときには十分状況はわかりますから、全然問題ありません。当て逃げとかされたときにナンバーが分かるかどうか?に関してだけは性能ゆえの微妙さはあるってことです。

まぁそれでもWiFi連携やアプリで映像がダウンロードできたり見れたりするってのを考えると、1万円以下で買えるドラレコとしてはコスパは良いのかなとは思います。

ただ、Amazonのレビューで高画質!とか絶賛されてますがそれはちょっと信じがたい。これを高画質と言わんでくれよーとか思います。「この価格帯のドラレコにしては」って枕詞がつくのならいいですけどね。
ちなみにこれ↓w

 

 

次は70maiのA500S(Dash Cam Pro Plus+)の方も同じ道路通って撮って比較してみたいと思います。